美術

アンドリュー・ワイエス 創造への道程

新日曜美術館を見てずっと気になってた。

これは絶対行くべき!
大興奮です。

なんていうか、まず作品がとっても瑞々しい。
年数がたってないこともあるんだろうけど、テンペラ素材とかドライブラッシュ技法とかでギドッとしないで、寒気が収められてる感じ。

なんで寒気かって言うと、どうやら作家は冬が好きなようで、この何にもない素朴さがかえって宇宙的な広がりを帯びてて凄くドキドキした。
何にもない草原が月面ぽく思えたり、大きな石は隕石そのものだったり。
この巨大な石を「火打ち石」と題して描くセンスがとっても楽しかった。

あと、人物も結構書いてるんだけど、中には頼みやすそうと思ってたら凄く偏屈な小父さんでもう二度とモデルはやらないと言われたって人なんか、ほんと堅物そうな顔して描かれてた(笑)

習作と並びで展示してあったのが多くて、人描いてたはずなのに最後の作品では人物がいなくなっちゃうのが何点かあって、けど、タイトルは「松ぼっくり男爵」みたいなままだったり。色々書いてるうちに興味が写っちゃったんだなーみたいなのが面白かった。

91歳にしてまだ創作意欲が衰えない・・・はずだったのだがなんと二日前(2009年1月16日現地時間)に亡くなってしまったらしい。

こんなにも生命力を感じさせてくれる画家がいなくなるとある種の無情を感じます。
人は必ず死ぬ。けど作品は残り、生きてる僕らを勇気づけてくれる。
ご冥福をお祈りします。


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エミリー・ウングワレー展

エミリー・ウングワレー展

ずるい、ずるすぎる…。

画家・・・と言うことであるが、本人にはどれくらいその意識があるのだろう。
80歳を超えてなお創作意欲を失わないのは、日本の北斎を思い出す。

確かにキャンバスに書き連ねてあるのだが、画と言うより何かと会話した跡のようだ。

アートとは生きる営みそのものだ。

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